富士学院では本当に最初から学習してくれるので、十七年間アメリカで過ごした帰国生の私でも、何も知らない状態から勉強を始めることができました。

順天堂大学医学部合格 K・Yさん

合格体験記 experiences

私はアメリカで生まれました。十七年間そこで育ち、高校に通っているときに日本の医学部への進学を考え、早期卒業した後に帰国生用の大手予備校で一年間頑張りました。合計四つの大学(国際医療福祉大学:帰国一回目と二回目+一般、順天堂大学:帰国+一般、福島県立医科大学:帰国、富山大学:帰国の出願のみ)に出願・受験しましたが、全て落ちて春を迎えたときは、生きる希望さえ見失うほど精神的に追い詰められていました。富士学院の方が医学部フォーラムで帰国子女が受けられる医学部を紹介してくださったご縁で、母が以前から富士学院にお世話になっていたこと、そしてご飯が美味しいと聞いたことから、三月に富士学院への入塾を決めました。新生活へのワクワクもあり、飛行機に乗っている間に気持ちの切り替えはできていました。

富士学院にはレベルを確かめるための入学テストのようなものがあり、その結果、ほとんど個別の授業になりました。私自身、帰国生という少し特殊な経歴もあり、グループ授業を受けている他の生徒との交流はあまりありませんでしたが、その分、自分の勉強に集中できる環境でした。また、個別指導では先生と一対一で向き合えるため、早いうちに自分の事情を伝えることができ、自分のペースで勉強を進めたり、わからないところを納得いくまで質問したりすることができました。さらに、週テストなどの個人バージョンを作ってくださる先生もいて、完全に勉強をカスタマイズできました。

教務の方々も本当に親身になって接してくださり、精神的にも大きな支えになりました。先生方や教務の方々に支えられながら安心して勉強に専念することができ、非常に効率よく学習を進められました。そのおかげで早い時期に合格を手にすることができ、残った期間で受験以外のことに時間を割くことができました。

富士学院が自分に合っていた点はいくつかあります。一番はご飯です。ご飯ほど大事なものはないと思います。専用の食堂では三食食べることができ、健康が考慮されている上に非常に美味しく、献立も工夫されていて、毎日飽きることなく食べることができました。前の塾では一食一食にPFC(三大栄養素)があまり考慮されていなかったり、明らかに冷凍されていたものが出されたり、同じ献立が繰り返されたりするのが普通でした。富士学院の食堂を経験し、改めて食べることの大切さや、それが勉強だけではなく全てにつながることを実感できました。

二番目は毎週あった新聞視写です。実際に新聞記事の切り抜きを読むこと、小論文のルールに従って書き写すこと、一段落ごとに何が言いたいかをまとめることなど、自分の中では全然習慣化されていなかったため、すごくいい経験になりました。もちろん小論文においても助けになりました。

三番目は自習室です。席は固定で、実際の受験会場に近い雰囲気があり、人がいる場で集中することに慣れることができました。トップ3にはギリギリ入りませんでしたが、自由に使用できるコンピューターやコピー機、ホチキスなども本当に助かりました。毎日朝早くから夜遅くまで開いていること、校舎の外の階段エリアで軽くひと息つけること、近くにコンビニや公園があって気分転換の散歩もし放題なことも魅力でした。

正直に言うと、私のような帰国子女で、かつ浪人してまで日本の医学部を目指している人があまりいるとは思いませんし、そういう人が医学部専門塾をわざわざ選ぶケースも少ないと思います。ですが、私の経験から言うと、大手に通いながら志望校に合格するような帰国子女たちはもともと実力や素地がある人たちです。結局は予備校の成果というより、大手ゆえにそういう人が一定数入ってきて実績を残しているという印象を持っています。実際去年、ともに医学部を志望していた帰国生十二人のうち、二人ほどがいくつかの大学に受かり、実績ページを独占していました。三人は医学部以外に進学し、四人は志望順位が高くないものの一応受かっていた大学に進学していました(他の三人は私を含めて浪人)。そういう面で言うと、富士学院はサポート体制が手厚く、勉強面だけでなく生活面(特にご飯)まで手をかけて育ててくださり、合格に直結する手助けを本当にしてくださっていると思いました。私は去年から一人暮らしをしていますが、今年は生活やマインドが全然違い、人として成長できたとも本気で思っています。そのため、富士学院には心から感謝しているし、現在検討している方にはぜひオススメしたいです。

おまけですが、医学部の受験勉強においてポイントは大きく分けて三つあると思います。

一つ目は基礎固めです。富士学院では本当に最初から学習するので、何も知らない状態からでも勉強を始められます。ここで大事なのは、学習した後に復習をして、一人で問題を見ただけで解法を再現できるパターン認識能力と、時間内に実践できる計算力を身につけることです。

二つ目は継続力です。日々の英単語テストや新聞視写、一週間ごとに提出する学習計画表、授業中に渡されるドリルや課題の範囲などは、最初はこなしていても、だんだん提出がおろそかになりがちです。ここで覚えておきたいのが、一年後の自分はこれからの一年の結果であるということです。富士学院ではそういう地味なところもきちんと訓練してくれるあたりが助かりました。

三つ目はメンタルです。気持ちは、その日の状況や過ごし方で意外と簡単に切り替えられます。私の周りにも、自習室の外や食堂などで会話を楽しみ、うまく気分転換している人たちがたくさんいました。富士学院は先生たちとの距離も近いため、気楽に話せるのも良いところです。私自身、早めに合格を手にし、富士学院での受験生活を終えてからは、それまで気になっていたことが自然と気にならなくなりました。環境が変わることで物事の捉え方も大きく変わり、目の前のことに必要以上にとらわれず、広い視野で考えられるようになったと実感しました。浪人生活は「これは一時的だから」と割り切るメンタルを身につけるいい経験にもなったと思っています。これらのポイントは受験勉強だけでなく人生のスキルとしても応用が利くので、早めに身につけることをオススメします。

受験に終わりがない、医学生になっている自分が想像できない、といったことを私も以前は思っていました。努力が報われた成功体験を持っていなかったからですが、成功体験などというものは自分で作らなければできません。皆さんが自分を信じて進んでいけることを願っています。