富士学院の印象は、率直に申し上げて「丁寧に教育活動している」の一言です。

天野 篤 順天堂大学医学部心臓血管外科特任教授・富士OB会顧問 天野 篤

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富士学院を知ったのは、中高校生向けに医学部進学に向けての心がけを発信する活動を雑誌インタビューや実際の病院見学などで行っていた際、その活動を坂本理事長が注目してくれて面識を持つことが出来たのが最初のきっかけです。

富士学院の印象は、率直に申し上げて「丁寧に教育活動している」の一言です。元々受験偏差値の高い生徒には医師になることの志を植え付けて、低い生徒達には受験勉強を人生の必要な活動として受け入れさせる努力をされています。また理事長から担当教員、事務職員まで「ブレない」教育方針を貫いている点が凄いと思います。

富士OB会については、ほとんどの予備校は志望大学合格を獲得したら、生徒達は予備校の宣伝に協力してもらう以外にほぼ接点がなくなります。特に大規模予備校では生徒間のつながりが希薄なために余程のことがない限りは予備校を起点とした同窓会活動はしていないと思います。しかし、富士学院では文字通り「同じ釜のメシ」を味わった仲間としての活動を生涯維持しようとしています。医学部に入学、医師になってからも強い信念を保ち続けるのはなかなか難しいことですが、坂本理事長は少しでも不安解消、学院で身につけた学習態度やそのノウハウをずっと活かし続けてもらうために学院として出来ることを精一杯援助しているのだと思います。本当に素晴らしいことです。個人的に足下の宣伝になってしまいますが、約5年後に埼玉県さいたま市内に開設する未来型の順天堂大学附属病院(800床)に同窓会の多くの先生方が参画してもらえたらと願っています。

富士学院に期待することはいろいろありますが、これからも生徒さん達に医師になることの使命感を自覚させ、なってからの恩返しとして患者貢献出来る人間力の形成を学力とともにお願いしたいです。私も一緒になって富士学院と医師としての活躍を目指す生徒さん達を応援していきます。