しっかりとした指導ができる予備校。それが富士学院。
蓮池 隆 元・日本私立医科大学協会 教務事務研究会委員長
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私立大学医学部において入試広報や入試業務を担当していた私は、「富士学院」という予備校を認識したのは平成12年でした。同年1月に富士学院在籍の生徒が入学試験を受けてきました。それまで富士学院を承知していませんでしたので、その年の9月に福岡市に出張した際に富士学院を訪ねました。当時の担当者に学院内を案内していただき、その当時の理事長にもお会いしました。最初の印象としては、博多駅近くの大きなビルの1フロアが富士学院で大変清潔感のある校舎でした。
一般社団法人日本私立医科大学協会(私立医科大学29校加盟)の中の一つの委員会である教務事務研究会の委員長を委嘱されていた時期がありました。同研究会は、教務関係、学生支援関係、大学院事務関係及び入試業務などに係る情報交換や諸問題を検討する委員会であります。当時は、その業務一つとして、各大学の持ち回りで私立医科大学入試合同説明会・相談会を開催しておりましたが、第1回(初年度)は、予備校の校舎を借りて開催されました。他の都市では大手予備校での開催でしたが、福岡では富士学院で開催されました。私も説明・相談のため参加し、大勢の生徒で活気に溢れ盛会だったことを記憶しています。
私は、坂本理事長から2冊の本を頂き、読んでビックリしました。なぜビックリしたかと申しますと、大学医学部が求める学生像や医学部入試のポイントなどについて的確に活字になっていたことでした。これは、大学で常々実行していたことや思いと全く同じ内容であったからです。大変参考になりますので、医学部の受験を考えている生徒や保護者の方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。本のタイトルは、『難関医学部「合格力」の鍛え方』、『医学部受験最前線医師になるということ』です。いずれも坂本理事長の著書です。
大学の入試担当者として、全国の予備校を訪問していましたが、きちんと丁寧に対応していただける予備校はそんなに多くありませんでした。訪問して最初の窓口対応でそれなりに雰囲気が分かります。事前連絡をしていませんからそうなのかもしれませんが。富士学院は、いつ訪問しても丁寧に対応していただける予備校の一つでした。富士学院は、職員はもちろんですが、講師の先生方も来訪者に挨拶をされているところが素晴らしいと思います。
このようなしっかりした対応、教育方針・指導が社会から評価され、年々校舎が増えて現在では全国10か所の校舎を構えています。予備校生や医学部受験者が減少傾向にある中で、富士学院はこれからも社会の期待に応えられる医学部進学予備校として、更に発展するものと信じております。