親との約束で今年最後の受験。最後まで全力を尽くして医学部に合格できました。

岩手医科大学合格 T・K君

合格体験記 experiences

自分は5浪目から富士学院に在籍し、その年の受験で初めての1次試験合格、6浪目の時、一次合格を3つ、そして岩手医科大学からの2次試験合格をいただきました。自分は、英語が非常に苦手で、英語ができなかったため、4浪まで一次合格すらもらえませんでした。富士学院に入学後、数学、物理、化学の成績は向上しましたが、英語はあまり向上しませんでした。そのため、一次合格だけで二次合格はもらえませんでした。自分は小学校の時から英会話をやっていましたが中学校時代から英語が苦手で、自分なりに英語の力をつけるために努力をしましたが、ほとんど成績の向上はありませんでした。

6浪目が決まった去年、親との約束で、今年の受験で最後にすることにしました。そして、英語の力をつけるために、厳しいことで有名なS先生に英語を教えてもらいました。先生の授業は面白かったですが、課題が非常に多く、さぼるとかなり怒られるので、日々の課題に全力で取り組みました。そのおかげで英語の点数はすぐに上がりました。去年までは、学年最下位争いをしていましたが、6月の模試では中の下、直前のプレテストでは平均点程度、過去問では、他の科目でカバーできる程度に向上しました。そして受験本番でも力を発揮でき、他の科目で勝負できる環境を作れました。私の行った英語の勉強は、毎日英語に触れること、そして単語を完璧に覚えることです。「ずぼら」な私は、毎日やるということが今までできませんでした。しかし怒られたくないという気持ちと、受かりたいという気持ちから、毎日やりました。その結果、毎日やることが当たり前になりあまり苦痛ではなくなりました。そして成績の向上からやる気をもらい、さらに頑張るという良い連鎖に乗ることができました。

最後に英語以外の話をします。富士学院の先生方やカリキュラムはしっかりしているので、やる気さえあれば、学力は確実につきます。おいしいごはんに、リフレッシュタイムの運動、快適な自習スペース、友達の作りやすい環境などがしっかりしているので、モチベーションの維持もしやすいです。そのため、しっかりとした目標と、学習意欲、学習と遊びのメリハリさえあれば、最高の環境で勉強ができ、合格通知をもらえると思います。そして合格後には、いい一年だったと思えます。大学入学後には、これまで以上に学習しないといけないというプレッシャーがありますが、医者になるための勉強もいよいよ始まります。合格後には、大変だけども楽しい大学生活が待っています。自分なりの勉強法を身に着けて、医学部合格に向けて頑張ってください。

《P・S》
受験の時はどんなに出来が悪くても最後まで全力を出してください。私は福岡大学、久留米大学の受験で出来が悪く自信を失っていましたが、全力を尽くしたおかげで日本大学の一次合格まではもらえました。大学や問題との相性、科目ごとの難易度、その日の調子など、受験には運も関係します。しかし合格するためには受験に対して全力で臨まないといけません。全力で臨めば実力以上の大学への合格もあり得ます。ですから受験の時はどんなに疲れていても、あきらめずに全力を出して頑張ってください。