全教科において成績が伸びたのは、単に勉強しただけでなく、今までのやり方や考え方を一旦全部捨てて、先生の言うとおりにしたことが大きな要因だったと思います。

久留米大学医学部医学科合格 T・K君

合格体験記 experiences

私は現役時代、数学と英単語だけを我流で進めていたためにその他の科目・分野の成績が悪く、どの大学にも合格することができませんでした。浪人一年目に富士学院に入学しましたが、先生からのアドバイスを自分の判断で取捨選択してしまったため、成績はあまり伸びず、面談でも厳しい言葉をいただきました。結局、一年目はどの大学にも合格できず、浪人二年目も引き続き富士学院で過ごすことになりました。二浪目は、化学と数学は比較的安定していると判断し、物理から生物に選択科目を変更して、英語と生物に重点的に取り組むことにしました。週一回のリフレッシュタイムや、食事の時間もすべて勉強の時間にあて、少しでも周りとの差を縮めようと思い、遅刻は多かったですが全力で勉強に励みました。家に帰ってからも、とにかく生物の成績を上げるために勉強をし、六月の模試では三十だった偏差値が八月には五十台後半まで伸び、判定もなんとかなりそうな程度まで上がりました。英語に関しても、ずっと苦手で長い間伸び悩んでいましたが、十月くらいから急に伸び始め、なんとかなりました。全教科において成績が伸びたのは、単に勉強しただけでなく、今までのやり方や考え方を一旦全部捨てて、先生の言うとおりにしたことが大きな要因だったと思います。二浪して大切だと思ったのは、勉強時間はもちろんのこと、先生が言うことをどれだけ素直に受け取れるかだと思いました。