面接の練習を重ね、面接点で他の受験生と差別化できたと思います。
名古屋市立大学医学部合格 S・Oさん
インタビュー interview
1. 大学生活について教えてください。
1年生のうちは教養をずっとやっているので、まだ医療系のことはほとんどやっていない感じです。私立の医学部に通っている友達と話をすると、テストとか大変という話をすごく聞くので、それに比べたらまだ楽で名市大に入ってよかったなぁと思いました。
今は、やりたいことを全部やれるのが楽しいなと思います。メイクしたりとか服を買ったりとか・・めちゃくちゃ大学生しています。毎日部活したりすることが現役で入った子達にとっては普通でも、私にとっては普通じゃなかった分、ふとした時に「楽しい・・」と思えます。
2. 合格を聞いたときの状況やその時の率直な心境を聞かせてください。
私立の一つめの合格発表は、富士学院の自習室で携帯で確認して、ほっとしたという感じでした。そこまで嬉しいっていう気持ちは私立の時にはなく、やっぱり国公立がメインだと思っていたので、名市大に合格した時はめっちゃ嬉しかったです!
落ちていると思っていたので、番号を見つけた瞬間はもう「え」みたいな感じでした。その時点で、私立の医学部には2校受かっていたのですが、ひとつは学費も高くて下宿するお金もかかるし、もうひとつは地域枠だったのでどうしよう・・・という気持ちもあって、名市大の合格が何より嬉しかったです。出願の時は、名市大に出願するかをぎりぎりまで悩みましたが、先生方が背中を押して下さって本当に良かったなと思います。
3. 学院に入学するまでのいきさつ、きっかけ、決め手について教えてください。
2浪目が決まった時に宅浪も考えていたのですが、やっぱりちょっと予備校にも話を聞きに行ってみようと思って、「医学部 国公立」みたいに調べたら富士学院がバンって出てきて、国公立の合格実績も良かったので名古屋校に話を聞きに行きました。学務の三宅さんと話した時に、「あまり入校は考えていないけど、ちょっとだけ話を聞きに来ました」と伝えたら、すごく熱意のあるお話をして下さって。他の予備校も見学に行く予定でしたが、富士学院の国公立専願コースは人数も決まっていて、埋まってしまいそうだったので、結局他の予備校の話は聞かずに富士学院に決めました。
4. 入学時の決意を教えてください。
私は2浪目をどう頑張るかっていうのを、パワーポイントで作って親にプレゼンしたんです。プレゼンの内容は、まず1浪目は計画性がなかったというのが第1にあって、それを改善するには勉強を習慣化することが大事だと考えました。朝何時に起きて何時に家を出て、この時間で休憩を挟み、ここは図書館に行って・・という生活をしますというプレゼンをしました。全てを習慣化して、それが普通にできるようにすると発表しましたが、でも結局はその通りには行きませんでした(笑)。
5. 具体的にどう頑張ったのかを教えてください。
私は時々もう予備校無理、みたいになってしまう時があって、親には本当に申し訳なかったのですが、毎朝家から名駅まで車で送ってもらっていました。その上で学院には毎日行くっていうのは絶対に決めていました。富士学院は授業の時間が長くて、授業が終わった時にはもう夕方という感じなので、時間を無駄にしないように先生の話をよく聞いて、必要だと思ったらメモをして、授業の中だけで「完結させる」ということを意識して授業を受けていました。あと共通テストの前は、車の中でひたすら音読したりとか単語帳を読んだりとか・・・時間に追われていたので、朝の準備で顔を洗ったり歯を磨いたりする間もずっとイヤホンをして英語を聞くなど、隙間時間を有効的に使うようにしていました。1浪の時は本当にゴーイングマイウェイだったのですが、富士学院では自分が違うと思っても、言われたことは素直に受け入れようと思って勉強をしました。
6. 合格を勝ち取った要因は何だと思いますか?
まず共通テストが終わって出願校を決めるときに、A判定を取れている大学もあったのですが、その大学はやっぱり地方の国公立なんです。国公立に行けたらいいっていう思いはありましたが、どうしてもあまりモチベーションが上がらないというか、地元を離れて一人で地方に行くっていうのがちょっと怖かったので、どうしようかなと思っていました。出願相談会では自分に合う大学を提示して頂きましたが、やっぱり名市大を諦められなくて、色んな先生や教務の人に相談しました。その時にみんなが、私の気持ちや意見をしっかり聞いてくれて、全否定する人は一人もいなく、むしろチャレンジだけど頑張ろうって後押しして下さいました。
大手の予備校とか今まで通ったところは、実績を重視するので「ここを受けろ」とか、「この講座を取れ」みたいに、そういうふうに言われてきたので、あまり予備校というものを信頼していなかったというか、多分この人たちは合格させてくれるけど私より実績の方が大事なんだろうなと思っていたので、富士学院は本当に生徒の合格を考えて、生徒の気持ちを一番に優先してくれる、本当に素敵な予備校だなと思いました。
私自身のことだと、名市大は面接点が200点あるのですが、みんな面接の練習をあまりしていなくて、大学で周りの人に聞いてみると面接点が120点だったとか言うんです。私は私立を何回も受けていたし、富士学院で面接練習もたくさんしたので、そのおかげですごく面接の点数が良かったんです。今振り返っても、面接を頑張って本当に良かったと思うし、他の受験生と差別化ができていたのかなと思っています。
あとは実を言うと、私立の受験も忙しくて、名市大の過去問を他の受験生よりも全然解いていなかったんです。それでもなんで合格できたのかなって考えると、富士学院の授業を毎日受けて、1日1日の積み重ねで応用力を身に付けていったというのが大きいなと思います。授業でいろんな大学の問題を解いて、いろんな問題を吸収して、頭で考える力をめちゃめちゃ養っていたので、初見の問題にもすごく対応できるようになりました。
7. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?
予備校に対する考え方がガラッと変わるようなところでした。教務の方々も先生方も、本当に親身になってアドバイスとか勉強を教えてくださるし、悩みを相談したり不安になった時とか気持ちが落ちちゃった時とかに、教務の人たちのところへ行けば慰めてくれるし、本当にアットホームな予備校でした。ここで浪人しなかったら受からなかったなって思います。やっぱり生徒1人1人に寄り添ってくれるっていうのが本当に素晴らしくて、だから第2の家みたいな予備校でした。
8. どういう医師になりたいですか?
枠にとらわれない医師になりたいなと思います。私ってあまり行動力がなくて、周りに合わせちゃうし、新しいことを始めるのはちょっと怖いと思ってしまう性格なのですが、そうじゃなくて自分に合った医師としての働き方を見つけて、興味を持ったことは何でも取り組む柔軟な医師になりたいなと思います。
9. 後輩達にアドバイスをお願いします!
浪人している間って、合格するか分からないし、今やっていることが正解なのか分からないっていうのがすごく怖いと思います。でも私は浪人していた自分を振り返って、浪人っていう経験は本当に大事なものだったなと今は思います。浪人して、何か1つ自分の中に頑張ったことができて、良い人にもいっぱい巡り合って、友達もできてっていう経験ができました!今は浪人は決して無駄じゃないからって思うので、絶対に頑張ってほしいと思います。
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