ここに来て勉強するのが好きになり、成績の伸びも実感できました。

福岡大学医学部医学科合格 K・A君

インタビュー interview

1. 大学生活について教えてください。

大学生活は結構楽しんでいます。高校と比べてだいぶ自由になったので、友達と遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったり。あとは部活ですね。サッカー部に入って週3回くらい練習があって。自分が思ったよりレベルが高くて、レギュラー争いもちゃんとあって。医学部自体のレベルが高くて国立とか九大が強いんですよ。で、月2回ぐらい試合があって、遠征しに行ったり西医体に向けて練習したりしているって感じですね。あと医学部内で班があって、その班に2人ぐらい富士学院出身の人がいて、PCルームで一緒に勉強しています。留年科目というのがあって、それを頑張っているんですけど、結構きついですね。受験勉強もきつかったけど、大学に入ってからの勉強も、まぁそれはきついです。特に福大は留年が2回はできないから大変です。

2. 合格を聞いたときの状況やその時の率直な心境を聞かせてください。

自信なかったんですよ、結構。受かってないかなぁと思っていて。数学は失敗したんですね。家で家族とみんなでいるときに合格発表の時間になって、めっちゃ緊張して。もう、落ちてるわと思って1人で見たんですよ、部屋に帰って。で、合格見て「あ、やったぁ!」みたいな(笑)。あんまり「イエイ!」みたいな狂喜する感じにはならなかったですね。「やったね」みたいな感じですぐに報告しに行って。そしたら家族みんな喜んでくれて。こっちが引くぐらいお母さんは喜んでました。あと、おばあちゃんやおじいちゃんにも電話して、高校にもしました。これで受験勉強やめていいんだと思うと、「よっしゃー!」と解放感を感じました。

3. 学院に入学するまでのいきさつ、きっかけ、決め手について教えてください。

もともと富士学院にはプレテストなどで来ていて、雰囲気などはまずわかっていたので、浪人した時の候補に入っていたと思います。自分の中で結構大手と悩んでいて、どうなのかと考えた時、大手は結構放任じゃないですか、人が多いから。自分は誰かに見てもらわないと、やはり一人ではできないなと思って。富士学院のことをいろいろ調べて、マンツーマンはちょっときついなと思っていたので、8人ぐらいでしっかり先生が見てくれるのがいいなと。一人ではできないし、何をしたらいいかもわかっていなかったので、そこに惹かれて富士学院に来ました。他の医学部予備校は見に行かずに、行くなら富士学院か、(大手の)どっちかという感じでした。富士学院は、現役生の時に受けた授業も分かりやすかったし、アットホームな感じが好印象でした。

4. 入学時の決意を教えてください。

とりあえず、一浪で決めようという思いで入りました。今まで中高もほとんど勉強してこなかったので、だから不安もあったんですけど。とりあえず、毎日、絶対にここに来て勉強しよう、少なくとも何時間は勉強しようといったことを決めて。ルーティンも作ろうと思っていました。やることを書き出すといったことを決めて、とりあえず「絶対一浪で通る」ということを決意していました。自宅から通っていたので、8時半からの朝テストの開始に合わせて6時半ぐらいには起きて8時ぐらいには学院に着いてました。

5. 具体的にどう頑張ったのかを教えてください。

とりあえず、先生の言うことは絶対聞こう、先生を信頼してその先生の言われたことは完璧にこなそうと思って、ずっとやっていましたね。週テストも友達と競ってどっちが点数を高く取るかみたいな。週テストも短い目標として決めて、それに向けて毎週毎週頑張って。配られたテキストも自分で何周するとか決めて。「ここからここまでをこの時期までに終わらせよう」「苦手なとこは一旦戻ってやろう」など、計画的にやっていましたね。苦手科目の物理、数学は、先生に問題をもらってそれを解きながら、ずっと質問しに行っていました。わからなくなったらすぐに質問に行くタイプだったと思います。とりあえず先生と喋りたいな、みたいなところもあって。

6. 合格を勝ち取った要因は何だと思いますか?

諦めなかったこと。推薦に落ちて結構、精神的にきたんですよね。でもそこで、諦めずに毎日朝から来て、絶対最後まで頑張ると決めてたので。諦めずにやったことですね。あと、毎日朝から晩まで残ってやって。友達の存在も大きかったですね。周りに勉強する友達がいたので一緒に頑張ってこれて。良いライバルみたいな感じで頑張れたのも合格できた要因の一つだと思います。

7. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?

最初、予備校というと結構苦しくて大変だというイメージだったんですけど、でも全然、来るのも苦になりませんでしたし、ここで勉強するのも全然きついというよりも、なんか、全然イメージと違って。楽しくもあったんです。元々勉強するのはとても嫌いでした。ここの雰囲気のおかげもあると思いますが、わかりやすいし、勉強するのが好きになったというか、ここにいて勉強することがとても楽でした。わかりやすく教えてもらえるし、環境もいいし、うまく言えませんけど、過ごしやすかったですね。アットホームな感じで落ち着くし、先生のところに同じ問題を6回くらい質問に行っても「またー!?」なんて言われるんですけど、毎回丁寧に教えてもらって、いつも笑って教えてくれて。全然、嫌じゃなかったですね、浪人期。嫌な思い出でもないし、辛い思い出でもないし。なんか、良かったなと思います。自分でもこの1年で伸びてるなって思えてたんで。最初の模試で、C判定が出て、「いきなりCくるやん」って。確か福大だったと思うのですが、感動しました。あと食堂はめちゃくちゃ美味しくて、これにも感動しました。スペシャルディナーが毎月あって。なんなら、ご飯が唯一の楽しみじゃないですか、浪人期って。それがおいしいし、友達とも結構、その時間に喋れるし、すごく良かったです。

8. どういう医師になりたいですか?

僕は結構、スポーツをがっつりしてきていて、整形外科の道に進みたいと思っています。スポーツドクターになりたいと思っていて。スポーツ選手に寄り添ってケガを早く治したり、その人のパフォーマンスが今後も上がるような治療を行ったり、とりあえず、サッカーなどに関わっていけるような医者になりたいと思ってます。父も整形外科の開業医で、スポーツ選手も何人か診ているはすです。

9. 後輩達にアドバイスをお願いします!

自分が浪人期に感じたことは諦めないことです。推薦に落ちて、やはり気持ちも落ち込むし、浪人期にも何回か「あー、今年は無理かな」と思ったこともありはしましたが、とりあえず、もうやるしかないんで、浪人期って。勉強する以外に方法はないし。どんな結果になろうとも、自分を信じて、諦めずに粘り強く頑張ることしかないと思います。あと、質問も積極的に行った方がいいです。それが結構自分にとって大きかったし、本当に今までわからなかったことを溜め込んで、どうせ後で解けるだろうなんて思ってましたけど、全然そんなことなくて。やはり、その日のうちにすぐ解決した方がいいし、後からしようとしてもどうせまた忘れてやらなくなるだけだから、1個1個本当に段階を踏んで解決していった方がいいと思います。