富士学院で自分では思いつかない解法をたくさん吸収できました。

久留米大学医学部医学科合格 D・O君

インタビュー interview

1. 大学生活について教えてください。

久留米大学は年齢層が幅広い大学です。30代や40代の学生もいらっしゃるので、多浪生や再受験生にかなり寛容な大学であると思っています。1年生の前期では主に生物、化学、物理の座学と実験、協同学習と呼ばれる久留米大学独自の授業を行います。協同学習とは4、5人のグループで、1つのテーマに沿って勉強し、最終的に皆の前で発表するという授業です。前期試験では物理の試験が大きな山場でした。特に生物選択の私にとっては分からないことだらけだったので、同期の友人とひたすら過去問や演習問題を解いて本番を迎えました。本試験で合格することが出来て嬉しかったのを今でも覚えています。1年の後期からは本格的な医学が始まります。肝臓や腎臓の働きを学んだり、筋肉と骨のつながりを覚えたり、覚える量が多くてとても大変ですが、自分が医学部に入ったのだと改めて強く実感することが出来ます。大学の勉強は大変ですが、私自身は部活やアルバイトをして充実した生活を過ごしています。部活はサッカー部に所属しており、富士学院のOB生がたくさんいらして、すごくお世話になっています。アルバイトは病院バイトとして、看護師さんのお手伝いをしています。久留米大学病院での雑用ですが、ゴミ捨てや患者さんの部屋の清掃等をしています。1年生でやっている人は少ないですが、いい勉強になります。久留米大学は縦のつながりも横のつながりも強く、久留米大学出身のOB医師も多いので、その方たちとも繋がれるのは大きいです。久留米という地域で学習できるのも恵まれていると思います。

2. 合格を聞いたときの状況やその時の率直な心境を聞かせてください。

自宅で、久留米大学の合格をWEBで見ました。すごく嬉しかったです。結構自信があったので、あまり驚きはなかったですが、やっと終わったなと思いました。家族に伝えたら「ほんとか?」と聞かれたので、合格のWEBページをスクショして送りました。弟二人が一番喜んでくれましたし、自分も嬉しいけど周りが喜んでくれているのが嬉しかったです。その時は一次合格が何校か来ていて、久留米大学の二次発表の時は、川崎医科大学の正規合格、最後には福岡大学も補欠が回ってきましたが、第一志望の久留米大学に進学しました。

3. 学院に入学するまでのいきさつ、きっかけ、決め手について教えてください。

先に医学部に入っていた弟が、予備校の情報を熱心に調べてくれて、久留米大学、福岡大学への合格実績をみて家族で話し合って決めました。富士学院に入学相談に来たときは、職員の方々が親しみやすい人ばかりで、信頼できる予備校だと思いました。自分は高校卒業後1浪目と2浪目に富士学院に在籍していたのですが、当時は自分の学力が低すぎてついていくことが出来ず、悔しい思いで環境を変えた時期もありました。浪人を重ね学力が付いてきたので、今こそ富士学院の指導を仰ぐべきだろうと父とも話し、入学を決めました。質問にも、いつも親身になって答えてくれて本当に良い予備校だなと思いました。

4. 入学時の決意を教えてください。

どんな小さなテストでも、模擬試験でも上位に入ること、朝早く来て夜まで学習することを二人の弟と約束していました。自分よりも朝早い人がいましたけど、年間通してそこは守れたかなって思います。7時40分くらいにはもう学院に来ていましたね。誰も考えつかないようなことをやるというよりは、基本に忠実に学習することを意識していました。

5. 具体的にどう頑張ったのかを教えてください。

自分は数学が苦手だったので、数学の予習復習にはかなり力を入れました。どの科目も先生方が親しみやすいので、わからないところがあったらすぐに質問に行っていました。先生方は嫌がることなく、どんな質問にも答えてくれました。頭が上がらないというか、とても感謝しています。数学については一回解いただけでは身につかないと思って、先生からもらったプリントは、それに書き込むのではなく後で繰り返し解けるようにコピーして解いていました。 解いた日付を書いておいて、繰り返し解くようにしていました。復習には力を入れましたね。中でも数学の思考を深めていく工夫として、とにかく解法を暗記してから応用に挑戦していく。繰り返し解くことを意識していました。数学担当の先生は自分が思いつかないような解法を提示してくれて、たくさん吸収出来ました。面倒見がよくて質問もいつも丁寧に答えてくれたので、すごく安心感がありました。

6. 合格を勝ち取った要因は何だと思いますか?

朝型の生活にすること、生活リズムをつくることを意識していました。あとは復習ですね。毎週ある週テストは、プロの講師が作ってくださるので、かなり質の高い入試本番を意識した問題構成になっています。そこを繰り返し解いて自分のものにしていました。クラス授業では、学力が同じぐらいの人同士で編成されるので、最後まで切磋琢磨して合格を目指して行けたのが良かったのかなと思います。同じクラスの人たちは仲間だったけど、ライバルだったので負けたくないという思いはありました。同じクラスの人は大体が合格したので、それもすごく嬉しかったです。
そして教務職員の方々のサポート、特に出願のサポートが大きかったです。あと食事がとてもおいしくて、学習以外の面でのサポートも心強いところがたくさんありました。

7. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?

感謝してもしきれない、富士学院じゃなかったら合格できなかったと思うから。医学部を目指す方は、富士学院を選んだら合格できるのではないかと素直に思います。浪人はすごくきつくて大変だったけれど、先生方や教務の方々とも一緒に頑張ろうという思いの中、学習できる予備校だったと思います。

8. どういう医師になりたいですか?

スポーツドクターになりたいと思っていましたが、精神科もいいかなと思うようになりました。父が精神科医なのでその影響もありますが、いずれにせよ自分が苦労した分、ハートフルな医師になりたいと思っています。

9. 後輩達にアドバイスをお願いします!

久留米大学は、学科試験と面接試験できちんと点数を取れれば、年齢や性別に関わらず合格を下さる大学であると思うので、受験生の皆さんには残りの期間を後悔の無いように懸命に頑張っていただきたいです。受験勉強はかなりつらくて大変だったけど、大学に入ったら学習量が多くなるので、要領の良さが求められます。今のうちから意識して学習すると、大学に入ってからも通用すると思います。合格を目指して一分一秒を大切にして頑張ってください。応援しています。