個々人に合わせたきめ細かい指導のお陰で、長男、長女ともに大学合格を頂きました。
H・T様(お父様) 福岡大学医学部医学科学校推薦型選抜(A方式)現役合格
- 合格大学福岡大学医学部医学科
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長男が高校三年生の夏、当時二類感染症だった新型コロナウイルスに罹患しました。十日間の自宅隔離生活が楽しすぎて、以降勉強することも通学することも放棄しました。卒業こそなんとかできそうでしたが、浪人となることは間違いありません。息子が卒業した暁には寮のあるスパルタ予備校に入れてやろうと密かに目論んでいました。しかし、「脱走してやる」との脅しもあり、やむなくオンライン学習ができる大手個別指導予備校で自宅浪人生活をスタートしました。とても楽しい宅浪生活を過ごしており、このままでは二浪も確定、それどころかいつまで経ってもフリーターのままなのでは、と不安を強烈に抱くしかありませんでした。
そこで医学部受験に特化し、多くの合格者を輩出している富士学院に、藁をもつかむ思いでコンタクトを取りました。実家から出たくないという長男の気持ちを優先し、まずはオンライン授業から始めましたが、教室長の上手な誘導で、頑なだった長男の心をほぐし、広島校へ入校することができました。親としては離れて暮らすことに心配もありましたが、田舎にはない広島グルメを堪能し、どんどん太っていく我が子の姿に安堵したのが昨日の事のようです。結果としては、あっさりと医学部を諦め歯学部に進学を決めましたが、自堕落だった高校三年生の頃を思い返すと大きな飛躍です。富士学院の先生方は決して長男を腐すことなく、人生における勉強の大切さを指導してくれました。そのお陰で今の学生生活があります。本当に感謝しております。
今回は長女の合格体験記ではございますが、この感謝の気持ちはぜひ伝えたいと、このような長い前置きとなりました。
長女は高校二年の冬からオンラインで富士学院にお世話になりました。高校で一番休みがないと噂のバスケット部に所属しておりました。十九時まで部活をし、超高速で食事、入浴を済ませ、二十時からのオンライン授業をこなしていました。授業後も深夜まで学校の課題もこなすなど、忍耐力は高校生活の中で鍛えられていました。
富士学院の授業で今回の合格に結びついた大きな一手が、英検準一級の一発合格でした。経験豊富な先生に面接のポイントなどをご指導頂いたお陰で、五級からの大躍進でした。この合格が大きな自信となり、英語力を活かせる福岡大学に的を絞りました。この決断は夏に面接練習のため広島校へ伺った際、国公立の現役合格は難しいと教室長からはっきりと言われたことで大きく舵を切れました。以降福岡大学対策に注力し、難題である数学も解けるまでに力を伸ばしてもらえたことが、毎月届く授業報告書からうかがえました。面接指導も早い時期から対策していただいたので、自信を持って本番に臨め、物怖じすることなく堂々とした面接ができた結果、今回の合格に繋がったと思います。コロナ禍以降のオンライン授業の広まりで、私どものような地方在住者にも最先端の指導が受けられるようになったことは良かったと思います。富士学院の個々人に合わせたきめ細かい指導のお陰で、長男、長女ともに大学合格を頂きました。
島根県西部には実家から通える大学がありません。親として甘いようですが、高校三年生まで母親の作った食事で育てたい、というのが唯一の希望でした。その希望が叶い、家族で食卓を囲める幸せを感じながら、残り数ヶ月の日々を大事に過ごしたいと思います。末筆ですが、皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。