第一志望校に合格できた最大の要因は、娘と教職員の方々が最後まで「合格するぞ!あきらめないぞ!」と「信念」と「執念」を持ち続けたことだと思います。

Y・A様(お父様) 順天堂大学医学部医学科一般選抜合格

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我が家は双子の娘がいますので、E子(姉)とK子(妹)の「保護者の喜びの声」を記しますが、ここでは、K子について記載いたします。

K子は、高校1年生の夏休みに順天堂大学医学部医学科のオープンキャンパスに行って以来、第一志望校として順天堂大学を掲げて、御経のように「順天堂、順天堂」と唱えていました。そして、ついにその順天堂大学医学部医学科に「正規合格」をすることができました。勉強・受験対策はもちろんですが、K子の場合は寮生活でしたので、日常生活全般を富士学院鹿児島校の教職員の皆様のお世話になりました。厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

今振り返って見ますと、現役の時は、E子、K子、そして私たち親も医学部受験を少し甘く見ていたのかもしれません。しかも、コロナ問題と“共通テスト元年”が重なったこともあってか、例年と受験生の流れが変わり、例年通りというわけにはいかなかったようです。結局、「現役合格は間違いないであろう」と言われていたK子は浪人をすることになりました。浪人が決定した時には、本人のみならず家族全員が“うつうつ”とした気分になりました。親としては、泣きたい気持ちを抑えているK子を見ているのが辛かったです。しかし、「若いパワー」というのは凄いですね。「次こそは!」とすぐに気持ちを切り替え、K子は受験勉強に集中するために親元を離れて単身で寮に入ることを決意しました。その後は順調に経過して、夏頃、一緒に食事に行った時には「勉強が面白い。現役の時には解けなかった問題がどんどん解ける!」と満面の笑みを浮かべていたのが印象的でした。しかし、受験が近付くにつれて、不安と緊張が強まってきたようで、たまに顔を見に行った家内には“八つ当たり”と思われるような態度をとっていました。私は、家内には「八つ当たりが出来るのは家族だけなので黙って聞いておこう」と言いました。

そのような中、12月1日、幼い頃からずっと一緒だった双子の姉E子が、誰よりも早く医学部医学科の「合格」を勝ち取りました。親にとっては、とてもうれしいニュースでしたが、K子にとってE子の「合格」は、焦りと不安を煽る要因となってしまったようです。E子は、K子の心中を察して、心の中で「ばんざい!医大生になれる!」と思いながらもそれを表に出しませんでした。E子の振る舞いはけなげでした。K子の不安定な精神状態を解消してくださったのが、教職員の皆さんでした。そして、いよいよ2度目の受験シーズンに突入しました。主に東京で受験をしましたが、昨年と同じ失敗を繰り返さないために、受験した大学で出題されて解けなかった問題を放置することはせずに、遠隔授業で先生方の指導を受けながら解きなおしました。「同じミスをしない」という姿勢が功を奏したのでしょうか、遂に待ちに待った某大学医学部医学科の「正規合格」の第一報が飛び込んできました。その後は破竹の勢いで次々と「合格」を決めていきました。そして、2月19日、第一志望校であった順天堂大学医学部医学科の「正規合格」を勝ち取りました。この時、家内は「『合格』の知らせを聞いた瞬間、これまでに感じたことのない不思議な感じで鳥肌が立った」とのことでした。ちなみに、家内は、K子の受験は殆どが東京でしたので、K子が受験している時間帯に湯島天満宮(湯島天神)に幾度も合格祈願に通いました。

この一年、E子もK子もたくさん心配を掛けてくれましたが、「勝てば官軍」で今となって全て許そうと思います。第一志望校に合格できた最大の要因は、娘と教職員の方々が最後まで「合格するぞ!あきらめないぞ!」と「信念」と「執念」を持ち続けたことだと思います。

受験を終えて娘達と話をしましたが、医学部受験は「メンタルの問題!医学部に入りたいという気持ちをあきらめないこと!」とのことでした。受験は、勉強をすることが第一なのですが、医学部医学科に合格するためには、本人達は「医師になりたい!」という「信念」を持ち続けること、親は子供の“八つ当たり”のクッションとなり、「夢」を諦めない雰囲気作りをすることであることをK子の受験から学びました。それと、「神頼み」も大切です。

私は精神科医師歴30数年、大学教員歴25年の医療・教育ベテランです。にもかかわらず、大学受験を通して、子供達から上記以外にもいろいろなことを新たに教わりました。このことは、医療・教育の現場でも生かせると思います。最後に教職員の皆様、大変感謝しております。K子は、人間としても一回り成長したと思います。ありがとうございました。