人生はまさに「禍福は糾える縄の如し」です。
T・O様(お父様) 帝京大学医学部一般選抜合格
- 合格大学帝京大学医学部
メッセージ message
娘が医学部を志したのは、高校一年生の終わりです。中高一貫の女子校に通学しており、担任は中一から六年間同じ先生が担任でした。高校三年生の三者面談では進路変更を勧めてきました。農学部や薬学部への進学ですが、模試等のデーターを勘案する限り、もっともなことでした。案の定、現役では全滅で医学部専門予備校巡りが始まりました。娘とともに、Y校舎長と面談の上、富士学院にお世話になることになりました。朝六時には起床し、午後十時半頃に帰宅する浪人生活が始まりました。しかし現実は甘くなく二浪目に突入しました。十一月の最後の三者面談で、担任のS先生の「この成績で医学部合格は当たり前、医学部に落ちたら、富士学院の責任問題になるんやで。」という言葉を聞き、私は合格を確信しました。二月九日、診察中、「お父さん、帝京合格です。正規合格ですよ。」と校舎長から電話がありました。患者の手前、表だって喜ぶこともできず、ぐっと堪えました。四代目の医師の卵の誕生です。かなりの難産でしたが、担任のS先生を始め、各先生方のご指導の賜物です。教務のIさんには特に可愛がってもらい、精神面で深くサポートをして頂きました。人生はまさに「禍福は糾える縄の如し」です。「この二年間の苦労を忘れずに、これから続く医学生としての六年間の道のりを歩いて欲しい。」と節に願います。