愛のある教務の方々、個性的な先生方、シャイな我が子に寄り添ってくれた優しい友達の皆さん、全てが彼を良い方向に導いてくれました。

T・O様(お母様) 順天堂大学医学部医学科一般選抜合格

  • 合格大学順天堂大学医学部医学科 

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一年前、医学部入試に全敗し、大きな失意の中いくつかの医学部専門塾へ見学に行きました。これといって決め手となるものがある塾がないまま、最後に私の友人の勧めで富士学院御茶ノ水校の門を叩いたことが、つい先日のことのように思い起こされます。その頃の私達親の頭の中は、どんなに良い医学部専門塾に通わせようとも、本人が積極性を持たない限り、医学部を真剣に目指さない限り、医学部合格はおろか彼の未来が明るくないと憂慮しておりました。富士学院に決めたのは、何よりも本人が自ら強く希望したことが第一の理由です。親から見た富士学院にも、厳しいコロナ禍の中、オンライン授業ではなく塾で全て講義をしてくださること、少人数制であること、科目ごとに実力相応の授業をしてくださること、授業の合間にリラックスできる時間を取り入れていること、そして何よりも(母である私にとっては特に)温かい食事を用意してくださる食堂があること等々、たくさんの魅力的な要素がありました。それでも、がんじがらめにして、個別に近い状態でずっと監視してくれるような塾の方が、あと一年で浪人生活を終えるには適しているのではないかと逡巡しましたが、今回は本人の積極性を尊重すべきであると考え貴塾を選びました。入塾させてからは私達のできることは限られています。先生のところに質問しに行けるだろうか、塾をサボってどこかで遊んでいるのではなかろうか、などと心配していたこともありましたが、塾から帰ってきた彼の表情と語りは、富士学院の温かさと楽しさで溢れており、心配は徐々になくなっていきました。愛のある教務の方々、個性的な先生方、シャイな我が子に寄り添ってくれた優しい友達の皆さん、全てが彼を良い方向に導いてくれました。この一年で彼は、勉強面と精神面の両方で飛躍的に成長したように思います。そういった成長は、受験の願書作成を通して特に実感することができました。以前は主体性がなく、本人よりも親の方が必死で作成していましたが、今年は志望理由を、小論文の先生に助けを借りながら自分の考えを書いて封筒に入れ、郵便局に友人と出しに行くということを全て自分でやっていました。このような主体性を自然に引き出してくれることも、富士学院の魅力であると思います。成績に関しても、判定そのものは最後まで厳しいものがありました。しかし、最後まで手厚く先生方に教えていただき、受験直前に急成長することができたようです。教務の方々からも受験校選択に際してアドバイスをいただき、受験計画を立てるうえでの要となりました。受験本番では、最初、愛知医科大学・藤田医科大学に合格をいただき、波に乗ったことで彼の実力以上の大学も嘘のように合格しました。受験とは学力だけでなく、調子の良し悪しも重要なのだと痛感しました。受験生にとって、一番大切なことは本人に主体性があるかどうかです。そのためには環境が重要です。当人を認め、自然に、かつ的確に、やる気を引き出してくれる環境が大切だと思います。富士学院はそういった場所だったのだと思います。富士学院は息子にとって全てを兼ね備えた塾でした。一年間、本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。