My dream has come true

H・T様(お父様) 帝京大学医学部医学科一般入試合格

  • 合格大学帝京大学医学部医学科 

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昨年の今日、このような合格体験記に寄稿することができるとは夢にも思いませんでした。私の勤務先の都合で、米国、愛知県、埼玉県を転々としたこともあり、息子には幼少時代より一貫した英才教育を与えることができず、公立の中学校、高校に進学させたため、大学受験に際しては必ずしも恵まれた環境ではないと思っておりました。入学以来部活動に明け暮れ、成績が低迷していた高校3年生の春に、息子と一つ約束したことを覚えています。それは、「医学部を目指すのであれば部活動を続けても良い。医学部以外に行くのであれば、部活動をやめて勉強しなさい。」一見矛盾しているように思われるかもしれませんが、両親ともに1年間の浪人を経験しており、高校生活や、浪人生活で得るものの大切さを十分に理解しており、医学部であれば浪人を前提として高校生活を満喫してほしかったからであります。高校3年生の10月から始めた受験勉強で到底医学部に合格するはずもなく、昨年の2月には浪人生活が始まりました。
早速資料を取り寄せ、予備校の選択からのスタートになりました。私たちの時代には医学部専門の予備校などはなく、私は大手の予備校に通っておりました。私自身が当時感じたことは、答え合わせをすると理解できますが、新たな問題に直面するとなかなか解答が導き出せない事が多く、結局分かった気になっているだけで、実際には難問を解く実力がついていなかったのだと感じました。私のDNAを引き継ぐ息子の性格や成績を考えた時に、数百人で行う講義を熱心に聞いて成績を鰻登りにアップさせることは到底無理だろうと考え、少人数制で医学部受験専門予備校である富士学院にお世話になる事としました。朝6時に家を出て、毎晩11時に帰宅する生活を1年間よく続けてくれました。両親ともに医師である、その重圧に耐えて勉強し続けた態度には、我が子ながら心から賞賛し、また尊敬します。私には夢があります。息子の小学校の卒業アルバムで「父のような医師になりたい」と書いてあるのを見た時から、いつか医学部に入学し、成人となった息子と酌を交わすことです。私は父を早く亡くし、父と酒を飲むことができなかった分、息子とこの楽しみを2倍味わいたいと常々思っておりました。医学の道はここからが始まりです。単に医師になることだけではなく、どのような医師になるかを考える6年間です。この茨の道を選択した事を後悔することなく、患者や多職種から尊敬される医師になれるよう、先輩医師としてエールを送りたいと思います。
どん底の成績から帝京大学医学部への正規合格に導いてくださった富士学院の先生の皆様、また3食の食事を休みなく提供していただいたたスタッフの皆様、さらに1年間切磋琢磨し成長させてくれた仲間の皆様に心から感謝申し上げるとともに、一人でも多くの受験生と親御さんが私と同じ気持ちになりますことを心から祈念いたします。