この初めての成功体験を今後の人生に生かしてほしいと望みます。夢にまで見た合格をありがとうございました。

K・N様(お母様) 川崎医科大学推薦入試合格(富士ゼミ生)

  • 合格大学2019年度川崎医科大学 

メッセージ message

息子から「受かった!」と電話をもらった時、夢かと思いました。正直今も夢のようです。息子はいたって普通の子で、学業でも運動でも性格でも目立たない存在でした。高校の担任の先生も成績が伴わないので進路指導の仕様がない状態でした。その息子に熱く「一緒に頑張ろう!」と誘ってくださいましたので、数校の候補の中から息子が富士学院さんに行きたいと決めました。その決断は合格をもたらしてくれました。
高校三年生から物理のみ個別指導を週末受け、その先生が分かりにくい息子の本質を捉えて指導してくださったので、先生方を信頼して預ける事が出来ました。浪人してからは寮生活が始まり、過干渉の親から解放されて全て息子の決断次第となり、私共は心配したものでした。先生方は生活面からのくずれをよく注目してくださり、朝の遅刻が多くなると個別に朝特訓をしてくださったので、何とか朝寝坊を克服することが出来ました。
一人っ子だったため過干渉に接した私どもと異なり、先生方は年齢相応に接し、未熟な部分は成長を促し、一人の人として医師を志す者としてあるべき姿に近づけて行けるように時間をかけて導いてくださいました。時折会う息子の変化に一喜一憂したものでしたが、何でも親任せだった息子が出願も「自分でする!」、受験当日も「自分で起きる!」と言う所まで育てていただきました。
お友達にも恵まれました。意思薄弱な息子は他人に流されやすく一番心配した所でした。同じ志を持ち、同じ不安をかかえ、同じ壁にぶつかる友人からの影響は大きく、息子の心を温めてくれる笑顔の持ち主であったことを感謝するばかりです。
医学部合格は、息子には高すぎる壁に見えました。先生方、友人に後押しされ、ついにあの頂に手を掛ける事が出来ました。この初めての成功体験を今後の人生に活かして欲しいと望みます。夢にまで見た合格をありがとうございました。
親として心掛けたことは、邪魔にならないことです。毒親を自負している私共は、息子の自立に最後の望みをかけました。つまりは先生方にお任せいたしました。
ただ生活面が崩れるのを心配しておりましたので、三食富士学院さんで食べてもらいたい=毎日授業を受けることを望み、お小遣いは五千円1月に決めました。つまり・・何もしなかったのです。

返すがえすも、感謝の言葉しか思いつきません。心をくだいて息子に一生懸命接してくださった先生方、毎日一緒にすごしてくれた優しいお友達、お会い出来て本当に幸運でした。皆様のお幸せを祈っております。