私にとっての富士学院は最高の予備校であり、私の夢を笑わず、本気で向き合い、結果的に成功へと導いてくださった人生の恩人とも言える存在です。

M・Sさん 弘前大学医学部医学科2年

OBから見た富士学院 Q&A

1. 大学生活について教えてください。
大学生活は非常に楽しいです。国立の総合大学ですので教養科目が充実しており、医学に限らず豊かに学ぶ事が出来ています。地方ならではの不便さも勿論ありますが、同期と住んでいる場所が近いことや、日々生活を営んでいく中で地域に愛着が湧くなど良い点もたくさんあります。同期と共に勉強に励みつつ、勉強の合間を縫ってサークル活動をしたり遊びにいくなどして充実した大学生活を送っています。

2. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?
最高の予備校でした。富士学院でなければ、私が合格を掴むことは出来なかったと思っています。富士学院が凄いと言える点は、単純な合格実績だけではありません。どんな生徒でも、医学部に合格したいという気持ちがあれば心から歓迎して招き入れ、その気持ちを信じ、全力のサポートを下さること。そして合格という最高の結果を導くため寄り添い、時に先導し、時に共に頭を悩ませてくれること。そして一番素晴らしいことは“そのような丁寧な過程の末、私のようなどう考えても合格の見込みが無い落ちこぼれの状態で入学してきた生徒を、たくさん合格させていること”です。入学選抜のない富士学院ですが、私含め、私の同期にも明らかに成績が良いとは言えない状況で入校してきた生徒がたくさんいました。しかし、最初の成績に関わらず、富士学院で真剣に勉強した生徒はしっかりと合格を掴んでいきました。元から成績の良い生徒を合格させるのは簡単です。これは、綿密な教務によるサポートと、優秀な先生方の存在が揃っている富士学院にしかなしえない、合格実績だけでは測ることのできない魅力だと思っています。以上のことから、私にとっての富士学院は最高の予備校であり、私の夢を笑わず、本気で向き合い、結果的に成功へと導いてくださった人生の恩人とも言える存在です。

3. 富士学院で学んだことで今に生きていることはありますか?
たくさんありますが、特に強調したい事柄は素晴らしいアドバイスの数々と自己分析の機会を与えてくださったことです。富士学院では、勉強の仕方だけでなく、生活習慣や勉強と向き合う姿勢などについても丁寧なアドバイスをくださいます。今も浪人時代に教えていただいた事を書き留めたノートを持ち歩いているのですが、そこに書いてある一部を紹介します。「常に最高の状態を保つために生活リズムを大切にすること」「目標を実現するためには常に自己分析を行うこと」や「伸びる人の特徴は、感謝、素直、自立である。これらの反対は、当たり前、面従腹背、孤立である」など、受験勉強だけでなく人間的な学びを得られる言葉をたくさんいただきました。座右の銘にしたい言葉がたくさんあり、困ってしまうほどです。今でも、なにかに悩んだ際はよくこのノートを見返しています。 また、自己分析の機会についても触れたいと思います。富士学院では月ごとに先生から授業報告書なるものをいただくことができます。授業に対する意欲や宿題の取り組みに対する評価と、総評としてコメントをいただくことができるのです。これは保護者が生徒の勉強の様子を把握するためにも有用だと思うのですが、私は先生からいただくコメントを毎月大切に大切に読んでいました。自分のためだけに書かれた言葉というのは本当に贅沢です。これから先、どれほど自分のためだけに賞賛の言葉、注意の言葉、改善の提案をいただくことができるでしょうか。その機会は大人になればなるほど少なくなるのではないかと思います。そして、この授業報告書で、自分の性質であったり、弱点、得意不得意を知ることができました。具体例を挙げると「私は情報を整理し、単純暗記をするのは得意であること」「私には論理的な思考力が足りておらず、観念的に考えがちであること。また、繰り返しの鍛錬を怠る傾向にあること」などが私が自分に対して富士学院で学んだことです。おわかりいただけるかと思いますが、今書いた自己分析は受験勉強だけでなく、どのような知識、技術の習得にも通ずるものです。このように丁寧な自己分析ができたことは、非常に大きな財産でした。実際に、高校時代は卒業が危ぶまれるほどの落ちこぼれで、補修の常連であった私ですが、大学では今のところ上位と言える好成績を記録できています。これは、富士学院で学んだことが今に生きているおかげだと感じています。

4. 富士学院を検討している生徒へのメッセージをお願いします。
どんな生徒にも、富士学院は胸を張っておすすめできる予備校です。もしもあなたが本気で医学部に入りたいなら、富士学院の教務も先生方も、全力であなたを応援してくださいます。富士学院にいらっしゃる方々は、皆“プロ”です。教務の方々は医学部受験のプロで、様々な情報からあなたに最適の受験プランを立ててくださったり、これまで数多くの受験生を見守ってきた経験から適切なアドバイスをくださいます。それだけでなく、人間的にも尊敬できる優しくあたたかい方ばかりで、あなたにいつも寄り添ってくださると思います。また、先生方もその教科のプロです。私は富士学院に入って、幾人もの最高の先生との出逢いを経験しました。それは、私の不得意科目を得意科目にひっくり返すことさえありました。そんな素晴らしい先生方と出逢って初めて、私は教育の質というものを思い知ったように思います。富士学院にいらっしゃるプロの先生方が与えてくださる質の良い教育は、皆さんの想像以上に価値のあるものです。私のように勉強が苦手だった生徒にとっては、目の覚めるような体験かもしれません。私は富士学院の先生方の授業の素晴らしさにずっと魅了されていました。自信のあった得意科目でさえまだ知らない技術や知識にあふれていることに驚きましたし、こういう理屈だったのかと単純に暗記していた事柄が結びついていくなど、そんな、新たな学びを惜しみなく与えてくださる授業が楽しくて仕方なかったです。また自習についても、どんなに頑張ろうと努力の仕方を間違えてしまっては、結果はついてきません。私たち受験生は基本的には未熟で、方向性や配分、重要度を間違えがちです。ですので、それを軌道修正し、学力向上に結び付く正しいベクトルへと導いてくださる師の存在は合格に必要不可欠です。以上のことから、私はみなさんに心から富士学院をおすすめします。特に、私のように”どうしても医学部に入りたい。医師になりたいという気持ちは誰にも負けない。でも現状恐ろしく成績が悪い”という生徒には是非富士学院で学んでほしいと思っています。先生に言っていただいてハッとした言葉をひとつ紹介したいと思います「自分の頭が悪いから出来ないと思っているのなら、それこそ頭が悪い。どうすれば出来るようになるのかを考えなさい」あなたは今成績が悪いだけで、今勉強ができないだけで、頭が悪いわけではありません。あなたが本気で医師になりたくて、そのために必死で努力できるのなら、富士学院は正しい行き先を示してくださる予備校ですから、あなたは必ず“出来る”ようになります。どうかみなさんが、医学部に合格するという強い意志を持って富士学院という素晴らしい予備校の門を叩き、自分の人生を切り拓いてくださればいいなと思います。

5. 最後に、医師になる事を志して、医学部受験に向かう後輩たちへのアドバイスをお願いします!
夢というのは本当に素晴らしいものです。人生の指針になります。あなたがまず、医師を目指すという選択をしたこと自体がとても尊いことだと思います。夢を持てたという事を誇りに思ってください。これは持論ですが「医学部に合格するのは頭の良い人と諦めの悪い人のどちらか」だと思います。たしかに、勉強が得意な人はいます。少ない努力で大きな成果を挙げられる人や、教えられずとも勉強の仕方を理解して実践できている人はいて、世間はそれを頭の良い人と呼んでいます。これは確かに生まれ持った要因も一部認めざるを得ないかもしれません。そこで、もし今あなたが自分は頭の良い人ではないと感じているのなら、諦めの悪い人になってほしいと思います。これが私のアドバイスです。諦めの悪い人には誰でもなれます。誰でもです。諦めなければ良いのです。高校の同期にも、富士学院の同期にも、私よりも優秀な人間はごまんといました。そのことが悔しくて、嗚咽を漏らすほど泣いたこともあります。何度も何度もあります。しかし、私は合格しました。それなら私より”頭の良かった“子たちは全員合格したのでしょうか。答えは否です。もちろん自分が納得して別の道を選ぶことも素晴らしいことで、誰にも否定されるべきではありません。私の言いたいことは、最終的に夢を叶えらるか否かは、こと受験においては特に「自分の夢をどれだけ大切にして、諦めなかったか」次第だと言うことです。富士学院は、あなたの夢を絶対に笑いません。富士学院に入って最初の年の医学部実力テストで、全校舎数百人のなか、最下位から一桁を記録した私でさえ、ただの一度も笑われませんでした。そして結果的に、そんな絶望的な落ちこぼれではありましたが、一方で絶望的に諦めが悪かった私は合格を掴んでいます。ですから、どうか諦めわるく、泣き、喚き、それでも必死にしがみついて合格を掴んでください。諦めなければ、必ずあなたの夢は叶います。 最後に、私が浪人中一番大切にしていた言葉をみなさんにも贈って締めくくりたいと思います。それは、私が浪人を決める際の面談で「どうしても医師になりたいが、無理なものは無理なのかもしれない」と後ろ向きだった私に、校舎長がかけてくださった言葉です。校舎長は私に現状の偏差値の話も、合否判定の話も、成績に関することはなにひとつ聞きませんでした。そしてただひとつ、たったひとつ、私はこれだけを聞かれました。校舎長がその問いに対する私の答えを聞いて「それなら君を信じる。一緒に頑張ろう」と力強く頷いてくださったあの日から、私は「無理だ」と言う事を止めました。諦めないことに決めたからです。それは、こんな言葉です。非常にシンプルな問いかけですが、医学部受験において、きっとこれがすべてです。あなた自身にも、問いなおして欲しいと思います。 「君は本当に医学部に合格したいのか?」