授業を聞くだけで点数が上がるのであればどこの予備校に行っても医学部には入れます。足りない何かを富士学院に求めてみませんか。

湯田琢馬 医師 上尾中央総合病院 (救急総合診療科)

  • 出身大学帝京大学医学部医学科
  • 出身高校鹿児島修学館高校

OBから見た富士学院 Q&A

1. 医師として頑張っている現状について教えてください。
現在、上尾中央総合病院の救急総合診療科で医師をしております。当直や外勤では救急医として働き、救急車対応や研修医の指導を行っています。普段は総合診療科で働いており、診断がつかない患者さんの外来での診察や、入院患者さんの治療、集中治療分野も含めた重症患者さんの管理も行っています。

2. 富士学院はあなたにとってどんな予備校でしたか?
2009年の1年間を予備校生として富士学院で過ごし、帝京大学医学部に入学することができました。既に富士学院を卒業して10年以上経ちますが、富士学院で過ごした1年はとても濃く、先生方との会話を思い出すと今でも懐かしい思いに浸ります。とにかく富士学院はアットホームな環境でした。生徒一人ひとりのこれまでの家庭環境や、性格、勉強への姿勢、やる気という、とても深いところまで考えてくれ、落ち込んでいる生徒には頻繁に話し合ったり、寮に訪れて面談したり、勉強がうまくいかなくなって部屋に閉じこもってしまった生徒にも部屋まで行って話し合ってという姿をよく見ていました。少人数制のクラスでしたが、みんなが医師を目指していて、真っ直ぐ前を向いている環境という事もあり、お互いを高め合う事もできました。多くの友達もできましたが今では皆医師になり、現在は医師としての繋がりで関係が続いています。医師として7年目になりますが、皆それぞれが各診療科目の専門的な分野に向かっている事もあり、自分の弱い科目の事で相談をしたりということはよくあります。最近の話ですが、研修先から戻ってきた研修医から『Iさんという方をご存じですか?』と聞かれました。『湯田さんを知ってるか?』と富士学院で共に医師を目指したIさんがその研修医に聞いたようで、改めて医師になった今でも〝繋がり〟があるのだと感じることができました。

3. 富士学院で学んだことで今に生きていることはありますか?
生徒一人ひとりに向き合う姿勢というのは本当によく考えていただけたと今も思います。今では自分が患者さんに対して一人ひとり向き合い、考え方や背景、家庭状況を深く考え、その人によく合った検査・治療を選択し、患者さんの治療効率を上げるという事を心掛けています。患者さんからはよく「こんなに話を聞いてくれた先生はなかなかいません」と言っていただけたり、看護師さんからも「熱心に患者さんのことを思って検査・治療してくれる先生はなかなかいないのでこのまま続けて」と言われるので、富士学院での事は今でも生きてると考えています。

4. 富士学院を検討している生徒へのメッセージをお願いします。
富士学院に入る前、勉強できた時期もあったのになぜ受験に失敗してしまったんだろうと悩む時期もありました。自分はそこまで頭が悪い訳ではないと考える中での失敗だったので、まずはどうしたら点数が上がるかを考えて毎日勉強していました。取りあえずは勉強するしかなかったので頑張りましたが、中には頭が良くても点数が取れないケースの人もいるようで、点数が取れないから自分は頭が悪いという事ではないと考えています。医学部に入るためにはテストで点数を取るしかない事もあり、どのようにすれば点数が取れるのか、医学部には入れるのか、授業で学ぶこと以外にも勉強のリズムや生活といった〝変えるべきもの〟を富士学院では教えてくれますし、部屋の状況がどうなっているのか、遊んでないかのチェックもあったので、それらが生活を大きく変えてくれたのだと思います。こう言ってはなんですが、授業を聞くだけで点数が上がるのであれば、どこの予備校に行っても医学部に入れると思うんですが、〝足りない何か〟を富士学院は教えてくれます。

5. 最後に、医師になる事を志して、医学部受験に向かう後輩たちへのアドバイスをお願いします!
医師として働いていて思いますが、〝頭が良いから〟だけで医師になってしまった方が結構いらっしゃいます。患者さん、看護師さん含めた多くのパラメディカルの方達への対応が冷たい医師にどうしても遭遇してしまう事があります。これから医師になる皆さんに関してはぜひ〝本当に医師になりたいのか〟〝どのような医師になりたいのか〟を富士学院にいる間からも考えて、〝心豊かな医師〟になって欲しいです。医学部に入る事だけを目標としてしまったり、医師になれと両親に言われたからという理由だけでは、医学部に入ってもなかなか進級していきません。私の上司の教えでもあるのですが、『名医ではなく良医になれ』とよく言われています。良医でありながら名医であるのが一番ですが、現実ではなかなか難しいと思いますので「良医」を一番に目指してください。心を豊かにしてくれるのも富士学院のアットホームな環境にあると思います。勉強に疲れたら自分の将来の医師像を想像して少しワクワクしてドキドキして、そしてまた勉強に向かってください。そうすれば絶対に受かると思います。

メッセージ message

地元の鹿児島から離れ富士学院に入学し、友達もいない地で勉強を始めました。講師を含め知っている人もおらず、心細かったのを覚えています。でも最初にあった試験で自分の今のレベルやどれくらい何を頑張れば良いのかわかったし、成績ごとに少人数でクラス分けをされたので、すぐに友達も出来、同じくらいの成績だった事もあって、張り合えました。心細い思いをする中で富士学院の先生方は家族のように接してくれ、友達のように世間話にも乗っていただき、他人だった自分をアットホームな環境で迎えてくれて嬉しかったです。

  授業は少人数制だったので、わからないことはすぐに質問出来たし、時にはライバルのように張り合えたし、集団で上を目指すというやる気も出ました。また週に1度みんなでフットサルをやっていました。とてもよいリフレッシュになったと思います。 医学部に合格した時は、浪人生活が終わるという喜びとこれから自分の医学生としての生活が始まるんだという期待感で溢れていました。  

富士学院での生活は、学習面では少人数制で集中して学力を向上させることができ、疲れた時には講師やスタッフ、友達と会話することで再度やる気UPやリフレッシュにつながり、とてもバランスがいいと思います。