強い気持ちを持って懸命に努力したことは必ず自分の成長の一助になる。それを重ねて段々とスキルアップしていくことが、医師のやり甲斐ですね。

梅木祐介 先生 藤田医科大学病院 上部消化管外科/内視鏡外科

  • 出身大学藤田医科大学卒業
  • 出身高校熊本高校

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周囲の方々の期待に応えたいそんな気持ちが勉強意欲と合格の力に

私は富士学院に入学した時、すでに3浪目でした。それまでは地元の予備校に通っていましたが、受験勉強に身が入らず、ふらふらと毎日を過ごしていました。これではいけないと一念発起して実家を離れ、環境を変えて真剣に勉強したいという気持ちが強くなり、富士学院への入学を決意しました。 富士学院は勉強に集中できる環境が整っていましたが、もともと勉強嫌いであった私は、毎日勉強のみの生活が孤独で辛いと思うこともよくありました。けれども講師の先生や教務課の方が成績のことなど親身に相談に乗ってくれ、親切に勉強のサポートをして下さることで、私の中に、どんな状況でも親切にしてくれる周囲の方々の期待に応えたい、という気持ちが次第に芽生えてきました。そして、その思いが私の勉強意欲を支え、合格することが出来た大きな要因ではないかと思っています。

問われるのは医学知識だけでなく、臨床技能やコミュニケーションスキル

医師になるには当然、医学部に入学してからも多くのことを学習しなければなりません。元来、知識詰め込み型の勉強が苦手な私は、進級試験や定期試験の度に苦労していましたが、ちょうど学生の頃に医学教育のカリキュラムが変わり、筆記試験だけではなく臨床技能を評価される試験も組み込まれるようになりました。医学知識のみならず診察の技能や患者さんとのコミュニケーションスキルが重視されるようになってきたのです。 机に向かう勉強だけではなく、臨床実習などの経験が積める環境は、私にとってとても学び甲斐がありました。また部活に熱中したりするなど、充実した学生生活を送れたことは本当に良かったと思っています。

医師の仕事は想像以上に過酷それ以上に喜びとやり甲斐のある仕事

医師になってからは2年間の研修医期間を経て消化器外科医の道を選び、母校の大学病院で上部消化管外科という医局に入局しました。食道や胃に対する腹腔鏡手術の症例が多いことが特徴です。「daVinci(ダビンチ)」と呼ばれる内視鏡支援ロボットを用いた手術にも携わっています。私が所属する医局は、全国各地から国内留学という形で多くの先生方が腹腔鏡手術を勉強するために来られます。そのため、手術の方法や合併症への対応法など、病院や先生によって異なる様々な方法を固定概念にとらわれず学ぶことができるのが有り難いです。いかなる仕事でもそうなのでしょうが、医師の仕事は想像以上に過酷であり、忍耐力と根性が必要だと思います。通常の診療業務が終わった後に書類整理や学会発表の準備などを行い、帰宅するのが深夜になったり、また入院患者の様子を診るために休日に出勤したりすることもしばしばです。このような生活をずっと続けていくことが自分に出来るだろうか、と考えることも時々あります。 しかし、手術を受けた患者さんが元気に退院した時や、合併症で悩まされている患者さんがそれを克服してくれた時などは、やはり医師になって良かったと思います。また、日々の修練や経験を積むことで、これまで出来なかったことが少しずつ克服され、自分の成長やスキルアップを感じることができる、というのも医師としての大きなやり甲斐の一つではないでしょうか。

効率の良い勉強も大事ですが、医師になりたいという気持ちが一番

皆さんは今、合格に向けて日々励んでおられることと思います。医学部は倍率も高く狭き門です。合格のためには効率の良い勉強も大事ですが、合格したい、医師になりたい、という強い気持ちが最も大事だと思います。大学に入学してからも、医療の現場で働き出してからも、強い気持ちを持って努力したことは必ず自分の成長の一助となるでしょう。みなさんが志望校に合格することを願っております。頑張ってください。