つらい時、家族や富士学院の教務や教科の先生方が励ましてくださったことは感謝してもしきれません。

川崎医科大学合格 T・Cさん

合格体験記 experiences

中学から六年間在籍した剣道部は週末も試合があり、高校二年からは主将となったため部活動中心の学校生活で、勉強が予定通り進まない日々を送っていました。そこで模試へ向けて何をすべきかを手帳で管理し、タイマーを使って勉強時間を意識するようにしました。しかしながら思うような結果が出ない焦りから、姉がお世話になった富士学院の個別指導をお願いすることとしました。平日の夜と週末の限られた時間に指導していただくために、何がどのように理解できていないのかを明確に事前にお伝えしZoomで、行動制限が解除された後の長期休暇は校舎で指導していただきました。数学についてはS先生に論理立ててご指導いただいたことで理解が深まり、使用していた問題集は問題をみれば単語帳のように答えられるまで修得できました。自習室は集団と個室がありましたが、勉強に集中するため個室を利用していました。
それでも受験本番まで限られた時間でしたので焦ることもあり、またモチベーションをどのように維持するかも大変でした。その都度予定表を確認し律していましたが、そんな私の様子を察して教務や教科の先生方が声掛けをしてくださったことが心の支えとなりました。
受験勉強中、心がけていたことがいくつかあります。周囲の凄さに圧倒されたり、自信が持てる結果が出ても次の模試でモグラたたきのように潰されるという繰り返しの中で、問題へのアプローチが本当に正しかったのかを追及することでした。それと周りの方に感謝の気持ちを持つことでした。つらい時、家族や富士学院の教務や教科の先生方が励ましてくださったことは感謝してもしきれません。また無理な要望にもかかわらず授業の調整をしてくださった教務のMさん、一人個室で勉強しているとき、声掛けをしてくださり受験に対する心構えや納得いくまで面接の指導をしてくださった学務のJさんには深謝しています。
最後に、シビアな医学部受験において100努力して返ってくるのはわずか10です。ただその10のために100努力できる人が合格することを忘れないで欲しいです。
同じ場所で躓き、歩き方を変えては転び、そして雨が降り続ける。それでも歩き続ける、止まない雨はないのです。先が見えない中、泣きながらでも笑って前を向こうと覚悟を決めた人に一筋の光が見えるのだと思います。