富士学院の良さは、一年間を通して同じ先生から学ぶことができるところだと思います。

大分大学医学部医学科合格 S・H君

合格体験記 experiences

私は一浪して私立の補欠止まりだったため、二浪することに決めた。二浪目は現役時代や一浪の終わり頃に通っていた、富士学院に入学することにした。一浪で合格するつもりだった私は、二浪目の目標を上位の大学の合格と高めに設定した。実際に合格できる見込みは全くないような大学だったが、目標が高くないと自分の学力の上限値が決まってしまうと考えた。そして一つ一つの模試の結果にこだわるようにした。模試を実際の入試だと考えて、学習の計画を立て、睡眠時間を取るようにした。
授業が始まると二浪目だということもあり、かなり余裕が生まれた。そこで苦手だった数学に重点をおいた。数学担当のY先生から毎週行われる週テストにこだわるように言われ、模試を大切にしようと考えていた私は、週テストに対して前のめりで取り組んだ。実際に夏までの模試や週テストでは良い成績が取れていた。
しかし、秋以降になると全く成績が上がらなくなった。周囲の人たちは成績が上がっていくのに、自分はどんなにやっても上がらずにつらい時期が続いた。そんな時に教務のYさんや学務のSさんに相談に乗っていただき、模試に対する考え方を変えるようにした。
本番の共通テストでは思うような点数を取ることができず、志望校を下げることになり、また受験者が集中したことで想定以上の厳しさとなった。その中で一年間取り組んできた数学を満点近く取ることができ、合格をつかむことができた。
私は富士学院の良さは、一年間を通して同じ先生から学ぶことができるところだと思う。特に数学で、最後の最後に良い点数を取ることができたのはこれによると思う。
浪人生活で得た経験は、これからの人生で大きな糧になると考える。今後は感謝の気持ちを忘れず、謙虚に自分の夢に向かって進んでいきたい。