とても医学部受験ができるような学力ではありませんでしたが、周りの支えや、多くの患者さんの力になりたいという強い意志が自分を奮い立たせてくれました。

川崎医科大学合格 K・M君

合格体験記 experiences

私は高校生のとき、医学部に行きたいという思いとは裏腹に全く勉強をしておらず、偏差値は三十ないこともありました。一、二浪目は別の予備校に通っていました。そんな私が富士学院を選んだ理由は、大人数での受動的な授業が苦手だった自分には、少人数制授業が合っていると感じたからです。
富士学院入学時の自分を振り返ってみると、全科目においてレベルが低く、とても医学部受験ができるような学力ではありませんでした。特に英語が苦手で足を引っ張り、得意である数学では到底補えない状態でした。また理科は苦手ではないものの、まだまだ知識不足が多くありました。そのため当初の勉強としては、基礎知識の入れ直しを主にしていました。
私が多浪してもここまで頑張ってこれたのは、周りの支えや強い意志があったからです。家族、共に合格を目指す仲間、先生方、教務の皆さんの支えなしでは合格はなかったと思いますし、合格して医師になり、多くの患者さんの力になりたいという強い意志が自分を奮い立たせてくれました。この強い気持ちをずっと持つことができたのも富士学院に入ったからです。同じ志を持った仲間が常に同じ教室におり、勉強に励む姿を見て「自分も、もっともっと頑張ろう」と励みになりました。授業では、基礎からしっかり教わり着実に自分のものにできるよう努力をしました。疑問に思ったこともその場で直接聞くことができ、些細なことであっても、丁寧に教えてくださいました。何か不安や相談事があっても、教務の方が向き合ってくださり、精神面の支えにもなりました。
私は、勉強面で苦手科目への苦手意識を克服しました。苦手だからできないのではなく、できないのが苦手意識に繋がっているのだと思い、基礎から見直しできることを増やしていきました。それによりできる問題も増え、徐々に苦手意識はなくなっていきました。意識を変えたことで以前よりも吸収できることが増えたようにも感じました。また、私は多浪していたこともあり、周りに少し引け目を感じたり、自信をもてずにいることが多くありました。そこで私は、自信が無いと思い込むことは自分への逃げ道を作っていることだと考え、自己肯定感を上げれるように結果にこだわるようにしました。その結果、以前よりも模試や予備校内のテストに点数が表れるようになりました。
最後に、これから医学部を目指す皆さんへ。医学部受験は並大抵の努力では突破できない非常に壁の高いものですが、そこに立ち向かうと決めたから今ここにいるのだと思います。最後までやり遂げるという強い気持ちをもって頑張っていってください。浪人の期間がどんなに長かろうと、決してあなたにとって無駄な時間ではなく、必要な時間であると信じてください。その気持ちが結果に結びつくと私は信じてます。そして応援しています。