息子の心に寄り添い、支えてくださった富士学院と出会っていなければ、今でも信じ難い国立大学医学部の合格はなかったと思っております。

K・H様(お母様) 三重大学医学部医学科前期日程入試合格(富士ゼミ生)

  • 合格大学2017年度三重大学医学部医学科 

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「研究者になりたい」という息子が現役時代に目指していたのは薬学部でした。本人は昔からほとんど勉強しない日々を過ごしていましたが、高校に入ってもそれなりの成績をとり続けており、それに慢心している状態でした。

結局、現役の時は地元国公立大学の薬学部を推薦、一般試験と受験しましたが、どちらも不合格。今まで勉強せずともそれなりの成績をとり続けていただけに、大学受験の厳しさを本人だけでなく親である私も痛感しました。明確な目的意識があまりない息子に対して、私としては医学部に進学し、医師として社会に貢献してもらいたいという思いもあって、医学部を目指すようにしたらどうかと本人に勧めました。本人も漠然とながら医療の世界には興味を持っていたため、医学部を目指し浪人することになりました。浪人1年目は本人の希望もあり、現役の時に通っていた大手予備校でお世話になりましたが、成績は変わりませんでした。自分から勉強することができない息子には、その心を変えるような寄り添った指導が必要なのだと再認識し、現役の時からセンター試験後の出願校相談会でお世話になっていた富士学院で2浪目を迎えることに決めました。

大手予備校に通っていた1年目は、予備校から帰ってくると家では全く勉強をしない様子で現役の時と変わったところはありませんでした。富士学院に入学する際の面談では「自宅にいる間は何をしてもいいので、学院にいる間は最後まで集中して勉強をしましょう」というお声掛けをいただき、スタートから本人の性格を考慮して指導してくださったと感じております。昼・夜と食堂でおいしい食事を提供してくださったこともあり、富士学院に入学してからの1年間は、ほぼ毎日朝から夜まで学院で勉強しておりました。「何を勉強すればいいのかわからない」という本人に対しても、目的や必要性を丁寧に話をしていただきながら、課題を出してくださったり、チェックしていただいたりと、少しずつではありますが、自ら勉強しようという思いが垣間見えるようになり、継続して最後まで勉強に取り組んでいました。また、チーム会議などの面談の機会には、模試の成績などを考慮しながら、その時期にするべきことを詳細にご指導いただき、本人も日々の勉強に光を見出すことができていたようです。センター試験後の出願校相談会でも、センター試験の結果と二次試験への本人の対応力、それぞれの大学の出題傾向などを考慮して、非常に的確な助言を頂き、受験校を決めることができました。その結果、三重大学医学部に合格を頂くことができました。親の私からは、今まで勉強をサボってばかりの息子が国立大学の医学部に合格できたことは、今でも信じ難く思っています。ここまで息子の心に寄り添い、支えてくださった富士学院と出会っていなければ合格はなかったと思っております。
本当に富士学院の皆様、ありがとうございました。