受験は何が起こるか本当に分かりません。

帝京大学医学部合格 S・Mさん

合格体験記 experiences

私は医学部への合格を手にするのに、随分時間がかかりました。私を信じ、応援し続けてくれ、そして念願の国立ではなく私立への進学を許してくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。
私が富士学院でお世話になることになったのは、高校で良くして頂いた生徒会の先輩が合格を勝ち取られたという話を直接伺う機会があったからです。学務のSさんの熱心な対応で2年お世話になり、かねてからの目標をやっと叶える事ができました。成績、また、精神面ではかなりの波があり、先生方には本当によくしていただきました。最後まで気に掛けて頂きありがたかったです。受験において苦手としていた物理をなんとか克服できたのは、T先生の手厚いご指導あってのことだと感謝しています。この度の受験は、これまでとは異なっていたと振り返ってみると強く思います。良き友人、先生方との出会いはさることながら、私大受験において現役生である弟と挑めたことが合格を手にできた一番の要因のように思います。現に私は、弟の勧めで一緒に帝京大学を受験し、進学することになりました。弟がいなければ有終の美は飾れなかったです。模試ですら緊張する私が、本番、平常心で受験できたのです。N先生が初めてお会いした際に、全ての折り合いが上手くいった時に合格は勝ち取れるものだと話されていた言葉の意味がようやく分かったように思います。受験は何が起こるか本当に分かりません。浪人中、私は視野が狭まりがちでした。無意識にそうなってしまうのです。S先生を始めとして、多くのアドバイスをいただきました。笑顔を絶やさないことをモットーにしていた私ですが、暗く沈んでしまう事もしばしばでした。そんな時、共に頑張る友人の存在が大きかったです。今でも繋がっている友人は、一生の友になると思います。縁を大切にしていきたいです。

これから目標に向かって、富士学院で学ぼうとする皆さん。先生方は、一人一人の成績状況に応じて親身に考えて下さいます。勉強面で不安になった時は、先生方を頼って、アドバイスを素直に受け止め、目の前のことからコツコツこなしていってほしいです。遠い先の事は誰にも分かりませんし、今を怠っては思い描く自分にはなれないです。成績を上げるには勉強する事は大事ですが、がむしゃらにやれば成績が伸びるかというとそうではありません。時には、適度に息抜きして、脳にも新鮮な空気を取り入れてやってほしいです。そして、今、自分が頑張らせてもらえることに感謝して日々挑んでいってほしいと思います。

この度、私が医学部へ合格するにあたり、多くの方々からの数え切れない支えがありました。やっとスタートラインに立ったことを忘れず、6年後は、訪問看護ステーションえくぼ取締役として明るくパワフルに頑張る母のような女性になれるよう、日々精進していきます。

2年間本当にありがとうございました。