医師になりたいという素直な気持ちが、受験生としての自分自身の意識を高めてくれた気がします。

岩手医科大学合格 K・O君

合格体験記 experiences

私は去年の3月31日、補欠の繰り上がりが来なくて、もう一年浪人することが決まった日を今でもはっきりと覚えています。一昨年は一時合格止まり、そして去年は補欠止まりと、失意の中にいた私は両親の勧めで富士学院に通うことになりました。少人数制ということもあり、あと一歩で合格に届かなかった原因を各教科の先生方からしっかりと見てもらえること、教務の方たちの手厚いサポートがあることなど、とても面倒見の良い予備校だと感じ、富士学院を選びました。

私の中の意識が大きく変化した時期は、最初のチーム会議の頃です。各先生方からの厳しい指摘があり、最後に教務の方に、土日の使い方を改善するように言われました。振り返ると、私はそれまで、月曜から金曜までは頑張っていましたが、土日はなるべくゆっくり過ごしていました。指摘があった以降は、土日に次の週の予習に取り組み、寝る前などもなるべく授業や入試を意識するような生活になりました。悔しい思いをしたことが私自身を変えてくれたのだと思います。

授業では先生方が丁寧に一つ一つを教えてくださったので、私はどんどん吸収していくことができました。その結果、模試などでは多少のバラつきはありましたが、納得のいく成績が取れ、勢いがついていきました。入試でも勢いはそのままでなんとか正規合格を勝ち取ることができました。

私が今年一年を通して大切だなと感じたことは、素直な心だと思います。医師になりたいという素直な気持ちが、受験生としての自分自身の意識を高めてくれた気がします。これから受験を迎える方にはぜひとも素直な気持ちで、小さな事からコツコツと努力していってほしいです。

最後に、これまで多くの迷惑をかけましたが支えてくれた両親、丁寧で熱い指導をして下さった富士学院の先生方、教務の方、本当にありがとうございました。