富士学院で勉強するという決断は正しかったと思う

金沢医科大学合格 M・Hさん

合格体験記 experiences

私が岡山で浪人することを決めた時、なぜわざわざ富山から岡山へ行くのかとたくさんの人に尋ねられました。実際、富士学院にしようと決めたのは、半分は富士学院にお世話になった姉の勧め、そして残り半分は単なる直感によるものでした。でも今、富士学院で過ごした日々のことを思い出すと、富士学院で勉強するという決断は正しかったと思えます。そう思える理由は全員が医学部志望者である事、そしてなにより先生と私達生徒の心の距離が近いという事です。高校時代は、成績が良くないということから勝手に負い目を感じ、先生に質問することはおろか職員室に近寄ることもほとんどありませんでした。そんな私が富士学院では、先生のもとへ質問しに行くことはもちろん進路の悩み、時にはただの雑談をしに行けたのは、やはり先生が生徒の事を本当に心から考え、応援してくださっていると感じられたからだと思います。そして、すぐそばに互いに励まし合い、切磋琢磨し合った、尊敬できる仲間達がいたという事も私の大きな支えでした。

少人数で行われる授業は、基礎から丁寧に教わることができるので基礎知識を確認でき、さらに今まで気づかなかった弱点や自分の癖に気づくことができると思います。私は授業が開始されてからすぐに、今までの自分の勉強の仕方がどれほど甘かったか痛感しました。「勉強じゃなくて作業になっていないか」これは自分では勉強していたつもりだったのに全然成績が上がらなかった頃に先生に言われた言葉です。作業になりがちな受験勉強ですが、私は富士学院で、毎日の勉強の仕方、そして勉強に対する姿勢を学ぶことができたと思います。
富士学院での経験は、私を人間的にも成長させてくれました。ここでの毎日は、医学部へ進学してからも、私に大きな力を貸してくれると思っています。最後に、毎日バランスの良い食事を作ってくださった食堂の皆様のおかげで風邪をひくこともほとんどなく健康な毎日を過ごせました。これも富士学院の良さであると思います。